昨日、元ニューズウィーク日本版 編集長の
藤田正美さんとお会いしました。
藤田さんと弊社企画推進部の馬場と。
藤田さんは東洋経済新報社で14年経済記者をし、
85年に『ニューズウィーク日本版』創刊プロジェクトに参加。
6年間編集長を務め、その後編集主幹も務められた方です。
講師でありながら、仕事や人生でも先輩として
貴重なアドバイスを頂いたり、とてもお世話になっています。
今回「日本はこれからどんな社会になっていくのか?」
「これからの日本企業を取り巻く環境はどのように変わっていくのか?」
という内容のお話をお伺いしながら、ふと何故藤田さんは
世の中に溢れている情報を整理しながら、
人が気づかないような独自の視点に気づくことができるのか、
不思議に思って、尋ねてみたところ...
「ビートたけしという人は頭がいいと思うんだよね。
どうしてああいったユニークな発言ができるのか、というと、
皆が何か一つの事で話をしている時、そこに見えていない事に
彼は気づいているからなんだよ」と言う。
つまり、「そこに何が欠けているか」に気づくという事が
重要なんだそう。ふむふむ。。
最近では日本航空の再生のニュースをよく目にするが、
日本政策投資銀行などからの緊急融資の繰り返し等、
経営体質の問題が集中して指摘されていたところ、
空港特別会計(※)という新たな視点でメスを入れたのが
前原誠司国交相。
「複眼的な思考」
これからの問題解決には必要な考え方ですね。
今までの常識が常識でなくなってきている世の中だからこそ。
「常識的であろう」とすることを時々取り払ってみると、
今まで行き詰っているように見えたことが、
自分が勝手に決めていたテリトリーの中に
引きこもっているだけだったと
いうこともあるのかもしれません。
今日は長野に出張です。
出来る限り外の風を感じられるように
私もありたいな、と思いました。
※空港特別会計
(空港整備の財源になっている特別会計。
首都圏の空港の発着能力に伴わない
地方空港の建設を続けた結果、
日航は採算がとれない路線が広がっていた)
藤田さんの講演依頼は下記より。
藤田正美の講演依頼情報
