週末にキュアリンクの小原さんを通じ、千葉県香取市にある
「オーガニックピースくりもと地球村」に有機農業体験に行ってきました。
「農業」という自然との対話体験を、うつ予防や健康管理、
研修としてご紹介すべく準備中です。
今回は見学を兼ねて伺いました。
弊社 営業の関(左)と川勝(右)と一緒に
こちらの農場は、農薬や化学肥料を一切使わない、
自然循環農法で米、麦、野菜を作っています。
養鶏場も敷地内にあり、鶏糞を発酵させて利用。
又太陽の力を存分に浴びた草を土に還すという、
自然流の循環農法のため、
微生物がたっぷり育った土が特徴的です。
とにかく土が違います。保水もしっかりしているので、
風が吹いて砂埃が飛ぶようなやせた土ではありません。
面白かったのは、自然に生えてきた草の種類を見ることで、
土の状態がわかるようなんです。
アカザやセイタカアワダチソウ、スギナなど
カルシウムの多い草が生えてくる時は、
土はカルシウムを求めている。
オオイヌノフグリやハコベ、ナズナなどが
生えてくる時はバランスがいいから堆肥はいらないとか。
朝採った野菜たちをいただきました。
どれもシンプルな味付けなのに、
野菜の味がしっかり主張してくる感じです。
特ににんじんが本当甘くて。
にんじん生絞りジュースなんて、
砂糖を入れたのかのような甘さです。
自然な甘さだというから本当びっくりです。
さてさて、上の写真にもありますが、
ここの農場は、以前STORYという雑誌の企画で、
モデルの清原亜希さんが農業体験をした農場でもあります。
最近、ベランダの家庭菜園をはじめ、
実際に畑を借りて農業を始める人も増えていますが、
エコやロハス的なライフスタイルをする女性たち、増えてますね。
また農家の佐藤文彦さんは、
横浜国大教育学部美術教育課程卒という異色の経歴の持ち主。
農業体験だけでなく、佐藤さんのお話もとても興味深いものでした。
左から、小原さん、私、佐藤さん、川勝、関
「農業は丸腰の自然を相手にするから、生命力(判断力)、体力、気力...
全ては人間力の勝負なんです。空も雲も太陽も見て、判断していかねばならない。
だからこそ「今」を生きている。「今」を生きられなくなると人って心が病むんじゃないかな。
ここに来て研修をしている皆は、太陽を浴びて風を感じ、自分なりのリズムで
「今」を生きられるようにな
る。思い出すんでしょうね、本来の自分を。」
という佐藤さんの言葉が印象的でした。
