アメリカのメジャーリーグ3球団にフロントとして在籍し、
ワールドチャンピオンも経験した、タック川本氏にお越し頂きました。
写真:左から私、タック川本氏
イチロー、松井秀喜、松坂大輔、井川慶と注目を集めているメジャーリーグ。
メジャーリーグの「経営」は、日本のプロ野球とは全く違うとタックさんは仰います。
タックさん自身は野球経験などありませんし、
フロント側は、ビジネス、経営のプロ達で
タックさんもアメリカでビジネスコンサルタントとして活躍している折、
メジャーリーグの話が舞い込んできたそうです。
エンターテイメント性あふれるショービジネスとしての
メジャーリーグの経営戦略、一流の育て方...
写真は創立42年目にしてワールドチャンピオンの快挙を成し遂げたという、
ロサンゼルス・エンゼルスのワールドチャンピオンリング。総ダイアモンドです。。
特別につけさせてもらったのですが、色々な意味で重みのあるリングでした。
実はタックさん、大学を卒業をした後、
「南米アマゾン川で本物の自給自足の生活をしたい」と、
一人でアマゾンに向かったんです。
高度経済成長の時代、1ドル360円の時代です。
ガイドブックさえない。
いくつかの集落に接し、
そこから人間の生きる原点を学び、
ビジネスにも応用できる考えを学んだのだそう。
「多数決は正しい事ではない」
「人を育てるには大変な事、難しいことからやらせる」など...
長老の教え、アマゾンのお話は、とても興味深いものでした。
アメリカでやり手のビジネスマンだと聞くと、最初は肩に力が入りましたが、
アマゾンのお話をはじめ、面白い話がたくさん飛び出し、
未知の世界を切り開いていくタックさんの底知れぬパワーに、
とてもエネルギーをもらった一日でした。
メジャーリーグのフロント、アマゾンで生活...とてもユニークな方です。
