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監督・黒澤明 生誕100年

今年は黒澤明氏生誕100年ということで、講演のお声がけが増えている
映画衣裳デザイナーの黒澤和子さんから、メールをもらいました。
【KAZUKO通信】というタイトルで、不定期にふらっと届きますが、
いつも元気や勇気をもらいます。
下記は通信にあった、黒澤明氏の言葉。


===
「景気の悪い時はさ、疲弊して自分を蝕むより、打って出ろ。工夫や必死なやる気が、業界も泡立てて活気を生み出す。どうせ大変なら、思いっきり暴れてさ、いろいろ遣ってみても怖くはない、突破口なんてジタバタしなきゃ開かないよ!守りに入ったら、映画やなんてお仕舞いだ、もともと博打商売だ」
===


「突破口なんてジタバタしなきゃ開かないよ!」
という言葉が妙に心に刺さりました。
チャレンジをしなければならない場面では、
必ずしも「物分りのいい子」である必要はないんですね。


黒澤さんの最近の作品は、「歩いても歩いても」「私は貝になりたい」
「昴ースバル」、「ディア・ドクター」「ヴィヨンの妻ー桜桃とたんぽぽ」
「バラッドー名もなき恋のうたー」などの衣裳デザイン。
また6/12に封切りをする北野武監督「アウトレイジ」の衣裳も
黒澤さんが関わっているそうです。


「守らないで生きる」をモットーにしている黒澤さん。
実際にお会いするとユニークで面白い方ですが、
人に考えを押し付けることはせず、自分が与えられることは与える
というスタンスが非常に心地よい方です。


黒澤和子の講演依頼情報はこちら


○インタビューバックナンバー:黒澤和子
『守らないで生きるー父黒澤明と生きて学んだこと』


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2010年5月31日 13:37に投稿されたエントリーのページです。

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