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シンガポールの教育事情

講演の仕事で訪れたシンガポールでもう一つ貴重な出会いがありました。


たまたま講演依頼.com講師パク・ジョアン・スックチャさん
とお話をしていたら、パクさんの15歳の娘さんが、
シンガポールの高校に今年、入学したといいます。


ならせっかくの機会、ということで、
講演の次の日にパクさんの娘さんと会うことになりました。


聞けば、シンガポールは、国民の半数以上が華人、
またマレー系、インド系からなる複合民族国家のため、
学校教育でも、英語に加え中国語も必須科目になっているそうで、
日本で育ち、高校からシンガポールにやってきた彼女は、
今必死で英語と中国語の両方を勉強しているそう。


英語と中国語の両方が習得できるという理由、
また自分の意見をしっかりと発言したり、
主張しなければ物事が上手く進まない文化、環境であるという理由で、
シンガポールの高校を娘さんに薦めたパクさんの戦略的考えにも
平伏しましたが、その理由を理解し、異国の地で一人、
必死に頑張っているけなげな彼女を見ると、
「日本の教育環境が甘い」と言っていた
パクさんの言葉が頭の中に蘇ってきました。


楽天の社内公用語の英語化のニュースが話題になっていますが、
世界を見なければ日本が生き残れないという時代に、
英語だけで動揺している場合じゃないかもしれません。


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