「私、会ってすぐその人の悩みが分かっちゃうの。ここでしょ?」
と言って突然、私のあごラインをマッサージして下さったかづきれいこさん。
「えっ?すごい当たってる。どうして?」と思っているうちに、
かづきさんの手が動く、動く。
「はい、終り。鏡見てみて?」と言われ、「?」のまま鏡の前に立つと、
マッサージをしてもらった右側のフェイスラインだけスッキリしている...
びっくりしました。
会ってまもなく、突然私の悩みを言い当て、
そしてその後、数秒のマッサージでの効果。
私自身何が起きているのかが分からないぐらいの早さだったので、
とにかくサプライズ。まさに「ゴッドハンド!」と叫びたくなる出来事でした。
そうなんです。かづきさんの講演は、それが目の前で展開される。
だからお客さんも、驚きと歓声を交互に相槌するように、進みます。

かづきさんが大切にされていることは、「その人本来の美しさを引き出すこと」。
かづきさんが、現在老人ホームでのメイクボランティアや医療機関と連携し、
傷跡ややけど痕などのカバー、それに伴う精神のケアをする「リハビリメイク」
を考案し実践されているのも、ご自身の幼少の体験とその思いが
あったからだそうですが、「メイクで気持ちが変る」という事を体感し、
参加している方がモチベーションUPも期待できる講演でした。
今回は、講演と実践を交えたメイクセミナーを合わせた講演でしたので、
「かづきメイク」として「血流マッサージ」や「ファンデーションの塗り方」や、
「お化粧直しの仕方」などの実践指導で、聴講者も体験することができ、
参加者の皆様が非常にいきいきとなさっておりました。
かづきさん曰く、「メイク」を戦略的に捉えると、
営業マン向けに安心感や信頼を表すような眉の作り方だとか、
就職活動向けに誠実さや真面目さを印象づけるメイクの仕方だとか、
ニーズによって違いを出すこともできるそうです。
関西の出身ということもあってか、上品でありながら
話のテンポもよく面白い。飽きることのない講演会です。
かづきさん、素敵なサプライズもありがとうございました。
○かづきれいこの講演依頼情報
