『極道の妻たち』の原作者として有名な、
作家の家田荘子さんが弊社にお越しくださいました。
ご本人曰く「極妻」のイメージから「怖い人」と誤解を受けることも多いそうですが、
そのイメージを持っているとびっくりするぐらい、実際はとても温厚で柔和な方です。
今回、4月に発売になった、5年間少年院に通い取材し続けた大作、
『少女は、闇を抜けて―女子少年院・榛名女子学園』(幻冬舎)
もお持ちいただいただきました。
実際に少年院の中で取材を許されることはかなり稀なケースです。
自身のいじめを受けた経験から
「苦しくても苦しいと言葉に出していえない方たち」の苦しみを知り、
「陽の当たらない方たち」にスポットを当てて取材をしているという
家田さんらしい作品です。
「ニッチを狙うしかなかったの」と家田さん。
出版業界が男性社会であった頃、女性が仕事をするために、
なかなか普通の人では簡単には足を踏み込めない場所に行った。
「切り開く」ということの苦しさも知っている方です。
今回撮影をした動画のメッセージも5月2日にUP予定です。
