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講演同行:日本を代表するキャメラマン、映画監督木村大作様講演「誰かが行かねば道はできない」

先日、某企業主催の講演講師として、日本を代表するキャメラマン、映画監督の木村大作監督の講演に同行して参りました。


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対象の方は、40代から60代の経営者の方々約100名の皆様でした。


木村大作監督は、「八甲田山」、「火宅の人」、「鉄道員(ぽっぽや)」など初監督作品となる、2009年に公開された映画「劔岳 点の記」を含めて、今までにキャメラマン、監督として手掛けた映画は50本にもおよびます。
まさに日本を代表する映画界の巨匠の一人です。


今回のテーマは『誰かが行かねば道はできない』。この言葉は2009年に公開された初監督作品「劔岳 点の記」の中で名立たる登山家でも遭難するような富山県の劔岳に初登頂した、明治の測量隊を引率する地元の案内人、宇治長次郎のセリフです。


原作本の中には無かった言葉を木村監督の信念と共に作品中に入れた言葉です。
「劔岳 点の記」は地図を作るためだけに前人未到の山に挑む勇敢な人間模様と壮大な自然を描いた映画ですが、このセリフから、勇敢にも山へと挑んだ日本人の誇りを感じ、また木村監督の並々ならぬ信念を感じました。


木村監督の講演はマイクを使いません。今回も100人強の聴講者に向かって90分間、地声のみでお話されました。
自分自身が一生懸命に話すということを怠らないため、そしてその一生懸命さを聴講者にも感じ取ってもらうために今までずっと地声で講演をされてきたそうです。


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それはさながら映画の撮影中のような臨場感を感じることができとても貴重な体験をすることができました。
人間の価値は何をしたかではなく、何のためにしたかで決まるという木村監督。御年70歳の木村監督からの生のメッセージを経営者層の皆様を始め、一般の皆様も感じ取ることが出来る講演会になること間違いなしです。


穂積舞子


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