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三浦 雄一郎さん講演同行「生きがい―80歳、エベレスト登頂への挑戦―」

先日、各種緩衝材の製造、販売をされているカネパッケージ様主催の
講演会に同行させていただきました。


経営方針説明会後に、社員の方々を対象とした講演会で、
「外部講師の講演によってモチベーションをあげたい」という主催社長様の想いもあり、
開催となりました。


3回目となる今回の講師は、兼ねてから主催社長様が熱望されていた
プロスキーヤーの三浦雄一郎さん。
「80歳でエベレスト登頂に成功した三浦さんの体験談を聞くことで、
刺激を与えたい」ということでご依頼をいただきました。


テーマは「生きがい ―80歳、エベレスト登頂への挑戦―」です。
講演では、エベレスト登頂の体験談はもちろん、
「なぜ80歳になっても尚、夢を持ち、挑戦し続けられるのか」や
「挑戦するための体力作りや健康の秘訣」などについても講演いただきました。


実は三浦さんは、自分には「夢がない」と不安な時期があったそうです。
意外ですね。
そんな三浦さんを変えたのが、プロスキーヤーの父・敬三さんだったそうです。
90歳を超えても「次は、どこそこで滑るぞ!」と目標を持ち、
挑戦し続ける父の姿をみて、三浦さんも「エベレスト登頂に挑戦しよう」
と思うことができたそうです。


最初の登頂は70歳。
それまで特に目標がなかった三浦さんの体型は、メタボリック症候群の
象徴のような体だったそうです。
その状態から、無理せず続けられる簡単なトレーニングと食事方法等の
健康管理術を考案し、見事に70歳での登頂に成功しました。


しかし、頂上はあいにくの天気で曇っており、景色が見えず、
「次は景色を見たい!」という思いで75歳での登頂を決めたそうです。
そのように、いつの間にか目標を持つことが癖になり、
また登ってみたいという単純な思いから、80歳での登頂にも挑戦されたとのことです。
途中、スキーで転倒し、骨盤などを複数骨折したこともあったようですが、
目標に対する強い思いがスピード回復につながったそうです。


三浦さんは、健康法には2通りあるとおっしゃいます。
1つは、「病気をしない」「ラジオ体操をする」などの守る健康法。
もう1つは、「目標を立て少しずつ負荷をかけて体力アップを図る」といった
攻める健康法です。もちろん、三浦さんの健康法は後者です。
「病は気から」と言いますが、まさにその通りだそうです。


80歳になっても、若々しく次の目標について語る三浦さんの話を聞くだけで、
元気がもらえます。
ぜひ、三浦さんの壮絶な体験談を聞いてみてはいかがでしょうか?
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三浦雄一郎氏講演情報
鬼頭佑治


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