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人生とは。。。三十路なりたて編 No.4

当時、僕はリクルートグループの人材紹介会社リクルートエイブリック(現在 リクルートエージェント)に在籍をしていまして、治療の後もいつもと同じペースで仕事をしていました。
ただ、仕事をしながら”あの治療の際の痛みと声がでなかったのは何だったんだろうか?”という事が気がかりでしょうがなかった事を覚えています。


が、翌朝も体調は特に悪くなかったので、もうあまりネガティブに考えるのはやめようと思いつつ前々週から実施されていたリクルートグループ対抗の野球大会へと向かいました。
対抗試合は確か14:00くらいからの開始で、6回くらいまでの夕方16:30前後までは軽快にプレーをしていたのですが、その後急に体がだるくなり寒気を感じ、試合を終える頃にはかなりの熱があることを感じていました。


僕は、少年時代から高校まで野球をやっていたのと体型的にも身長178cm体重68Kgなので、まわりから健康優良児にみられるのですが、結構見掛け倒しで年に2〜3回は風邪を引くという人でした。
また、平熱も35度くらいとかなり低く38度も熱がでると、それはそれは体がだるく、中高の部活の際に風邪を引いて熱があるから休みたいと言っても


監督から
「熱は何度か?」


と、聞かれて
「37度です」


と、答えると
「バカヤロー!そんなの熱のうちにはいらねー!」


と、よく言われ何度かへろへろになりながら練習をしていたのを思い出します。


なので、その時も”また風邪か?”と思いつつ足早に身支度をしてメンバーとの野球の後の飲み会も失礼して、一目散に家路へと向ったのですがその道のりも何ともだるい事だるい事。


”これは、結構熱があるなー”


と思いつつ約1時間電車に揺られていました。
家についたのは夜19:00くらいでしたでしょうか。
取り急ぎシャワーを浴び、熱を測ったら40度近い熱がありました。
久々の40度近い熱にビックリしたとともに、とにかく体がだるく意識も朦朧としていたので市販の風邪薬と水を大量に飲み夏だというのにスエットを重ね着し、厚手の布団に包まって寝る事にしました。


いつもだとこれをすれば1日くらいで、熱はある程度引くのですがこの時は違っていました。
翌日になっても熱は40度のままで、天井が回ってみえてくるありさまでした。
あまりに熱が高く下がる気配すらないので、日曜の夜に急患でお茶の水の日大病院へ行ったのですが、とりあえず解熱剤をもらい「しばらく様子を見るように」ということで、その日は診療を終え帰宅しました。


<翌、月曜日>
熱が出てから2日目ですが相変わらず40度の熱です。
これは、耳鼻科に行って診断してもらおうと例の耳鼻科へとタクシーで向かいました。
その間もかなりだるだるでしたが、なんとかその耳鼻科に到着し、、、


「先生、土曜の夜から40度の熱が下がらないんです。。。」

「んー、じゃ、注射をしましょう」
と、いうことでステロイド剤を注射したのを記憶しています。

「これで、しばらく様子をみてみましょう」
先生は、少々不安な様子でした。

「はい。。。」
この時は、もう”はい”くらいしか返答できないくらい朦朧としていました。


そして、その後久しぶりに熱が38度くらいまで下がったので、”これで良くなるかな”と思いつつ寝ていると、またまた夕方に40度に熱が上がっていました。


<翌、火曜日>
また、耳鼻科へ行き注射をうってもらいました。
が、今度はまったく熱が下がる気配もなく次第に喉の廻りが腫れ、水すらも痛くて飲めないという事態になってきました。
この時は丸3日間食欲も無く、ほとんど水やスポーツ飲料水といった状況だったので体力的にもそうとう衰弱していたと思います。
にも関らず、水すら喉が痛くて飲めない。。。熱も相変わらず40度。。。


”これは、変だぞ。。。”


そんなことも思う余裕がなくなっていた僕でした。


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