食事ができるようになってから3〜4日が経つと体調も良くなってきたのですが、熱がまだ37.5度前後あり、平熱の低い私としてはまだ体がだるい状態は続いていたのですが、まずは回復基調にあるということで、心理的には楽になっていました。
ただ、開かない口を「どうしたものかぁなぁ。。。」と思っていると医師がペンチのようなものを持ってきて
「毎日最低でも5分5回、この器具で口を開くリハビリをして下さい」
と、言いました。
最初は、開かない口にペンチをはさみ無理やり口を開けるわけですから痛いのなんのって。。。
リハビリの苦痛というものを経験しました。
ただ、何とか正常にしないといけないと思う気持ちと時間だけは十分にあったので痛みを堪え30分毎に5分リハビリをしていました。
3日が経ち、7日が経つとだんだんと口が開くようになってきたのですが、一難去ってまた一難で、今度は話をする時に右側の扁桃腺辺りの肉ひだが壊死で欠けたことで、濁音が言えない(すずきがすすきになってしまう)のと、普通に味噌汁などを飲んでいる時に少し下を向くと鼻から汁が出てきてしまうという情けない状態が発覚したのです。
鼻から出てくる状態は、飲み込む前にちょっと上を見あげれば大丈夫だったのでさほど気にもしなかったのですが、濁音が言えないという状態は「仕事に復帰した時に困ったことになるな。。。」という不安にさいなまれました。
