病気ではなく怪我で寝たきりの状態とは、何とも精神的にも肉体的にも苦痛な事でした。
ただ、考えたり物思いにふけるには有り余る時間を与えられたので、この寝たきりの時に改めて人生とは何か?ということを考えていました。
考えていた時ふと、とある書籍の一文を思い出しました。
− 人生とは、生まれて生きて死ぬこと。
そして、生まれた時を記憶することと、死ぬことを経験することはできない。 −
言われてみると当たり前のことですが、すごく感慨深い内容です。
そして私は、思いました。
”経験して記憶に留めておける唯一の期間は 生きている 時だけなのと、また人は”世のため人のため自分のために世の中に存在する”という考えを持ってすれば、たくさんの経験とたくさんの記憶を世のため人のためになる価値ある概念や物質創造に変換し、それを世の中にそして人々に適切に表現・伝達し、経済的交換をし、寄与していくという活動こそが人生だと”
そして、こんなフレーズを自分で作ってみました。
− 人生とは水面(みなも)漂う葦の如き、が ゆえに人間は考える −
”退院したら今まで以上にたくさんの経験をし、たくさんの記憶を留め、たくさん考え、たくさん行動実践していこう。今は、そのための充電期間かな”
すべては、気の持ちよう そう考え方しだいだ。
