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2007年6月 アーカイブ

2007年6月 8日

学び考えることの幸せ


先週5月31日(木)に童門冬二先生の札幌講演に同行させて頂きました。
3回目の同行ですが、お会いする度に歴史、ビジネス、人間とは。。。 について学ばさせて頂いています。


「本当に僕は幸せものだなぁー」


と実感しています。
そして、この度の同行では控え室で童門先生からこんなアドバイスを頂きました。


「これからの企業は商品・サービスに文化を付加し、新しいユーザー及びマーケットを創造していくことが大事」


だと。
私は、このアドバイスの中で”文化”というものにすごく感銘を受けました。
商品やサービスを通じて、文化を創り新しいユーザー及びマーケットを創造できる企業。
なんて素敵!だと思いませんか?
ちなみに辞書で文化を調べると


人間が向上しようとして作り出した物心両面の成果、世の中が開け進むこと


とあります。


ちなみに私なりの文化とは、、、


人間が向上しようとして物心を作っていく歴史における創意工夫と努力行為の集積 


だと考えます。
そして、その歴史における熟成された成果(産物)が人間にもたらす現象(生活が便利になり、世の中が開け進むこと)を文明かと。
ちなみにここでとても大事だと思うのが、”人間が向上しようとして” というところです。
私は、文化というものには熟成という要素が含まれていると思っていまして、時として熟成の先に危険な要素もはらんでいる(もっともこれから言う要素をそもそも文化と言わないのかもしれませんが)とも思っています。


それは”人間が向上しようとして”を忘れ享楽世界に突入し、度が過ぎると腐敗と衰退を伴うということです。
物的例をだすと文化の産物でチーズやワインなんてまさに発酵・熟成されたもので微妙なタッチで、かぐわしき腐敗です。
状態的例をだすとローマ帝国の末期なんてまさにそんな気がします。


私が、ペルソンが本来の”文化”を世の中に創っていく−−−


価値ある挑戦です。
が、かなりレベルの高い取組みで、どう実現していくか心底考えます。


「んー。。。」


でも、そんなことが考えられる今に幸せを感じています。
童門先生、ありがとうございます。
まずは、私がペルソンが価値ある挑戦をし続けていきます。


それも文化なり。


2007年6月21日

人生とは。。。三十路中盤 No.23


2005年6月中旬、2ヶ月半の入院を経て無事退院できることになりました。                
4月の1ヶ月間は丸々寝たきり、やっと5月初旬に車椅子で移動ができるようになり、苦痛のリハビリの日々を過ごし、そして6月に松葉杖を突いて歩けるようになりました。


入院中のリハビリで、思いで深いことがあります。


私のリハビリの先生なのですが、盲目の方で20数年前に視力を失ったとのことでした。
驚くことはその先生は、視力を失うころにリハビリ指導の勉強をし資格を取得し今日に至るのですが、目が見えない分、他の感覚が相当に研ぎ澄まされているようでした。
特に触れることで状態を判断する力たるや通常の人間にはない力があったと思います。
私は今までの人生、比較的運がいい方だと思っているのですがこの時もこの病院でこの先生に出会えたことに運がよかったと思います。
的確なリハビリ指導をしていただいたおかげで医師からも驚かれるくらいの回復だったのですから。
でも、心底思いましたね、、、人はそれぞれに活躍の場があるものなんだと。
そして、私はその先生とのふれあいの中で人生において大切なことを知りました。


それは、、、


”意志を持ち、それに向って直向に取り組む” 


ということでした。


6月30日(木)まで自宅療養した私は、いよいよ3ヶ月と1週間ぶりの社会復帰を7月1日(金)にするのですが当日の朝は、妙に「早く、あれもしたい!これもしたい!」というやる気に充ちた気分でした。
(なんたって、自分の活躍の場ですから!)


2007年6月29日

人生とは。。。三十路終盤編 No.24


ブログを書き綴るようになってから早10ヶ月と少々。
十月十日(とつきとうか)も経とうとしているので「人生とは。。。」は今回のNo24を最後にしたいと思います。


さて、全24回にわたり私の30歳代を書き綴ってきたのですが、私という人間を少しはイメージしていただけましたでしょうか?
今年の9月9日で39歳になり、そろそろ不惑の40歳を向える年齢になりました。


補足ですが、私の好きなもの(趣味)をお伝えしますと。。。


寿司、焼肉、旅行、温泉、サウナ、お酒(特に焼酎。最近は黒糖焼酎を好んで呑んでます)、カラオケ、踊り、大勢で賑やかに騒ぐこと人間ウオッチング、読書(特に歴史もので戦国、幕末、坂本龍馬好き)、
映画鑑賞(特に好きな映画 邦画:男はつらいよ 洋画:ブレイブハート)、TV鑑賞(太陽にほえろ!超大好き)、洒落・駄洒落を言う、俳句・川柳、人、雑学、講演、仕事


と いったところで基本的にエンターテェイメント・娯楽好き性分な人間です。
で、もろもろの趣味の詳細については今後続くブログにても徒然に書き綴っていきたいと思いますが、今日は私の座右の銘を紹介します。


「万物が時を得る喜び」


この言葉は坂本龍馬が手紙に綴った言葉ですが、あまり知られていない龍馬の言葉で、龍馬は「万物が生まれてきて、生きていて、この世に存在することを本当によかった!、いいなぁ〜 と思え喜びを実感できる世の中を創りたい」と言ったわけですが、


厳しいヒエラルキーや差別があった幕末の世の中で、すごく素晴らしく素敵な発想だと思いませんか?
幕末期においては、ごくごく少数の人間のみしか持てなかった尊い発想・思想だと思います。
自由と博愛の精神を持っていた(僕は龍馬をそうとらえています)龍馬ならではの思想ですね。


これを私、少々省略して、、、


「万物時喜(ばんぶつじき)」


という言葉を私 座右の銘としています。


講演の仕事を通じて、私 鈴木勝彦が生きていくことを通じて少しでも万物時喜な世の中に世の中を近づけられるよう精進していきたいと思っています。


これが私の人生かと。。。


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