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2007年7月 アーカイブ

2007年7月 4日

合成の誤謬を打破する


−合成の誤謬−
あまり聞き慣れない言葉だと思うのですが、意味は
「ミクロの視点で正しいことでも、それが合成されたマクロの世界では、かならずしも同じ理屈が通用しないことを指す経済学の用語」(※ウィキペディアより引用)


と、いうもので、わかりやすい例えでいうと少子化、リストラなんかはその類いです。


少子化でいうと個々人単位の既婚者男女においては子供がいないということは、経済的なメリットが発生しますが、国レベルでみると国力が減退するといった現象が発生します。
リストラも企業単位でみれば利益確保という側面においてメリットが発生しますが、リストラで失業者が増大すればその国の経済力は減退するといった現象が発生します。


この言葉を知ったのは、インターネットが日本に台頭し始めた8年くらい前でしょうか。。。
確か新聞で知った言葉です。
”なるほど” と思ったとともに私はこんな事を思いました。
(私の好きなイメージングです。やもすると妄想かもしれませんが。。。)


”現代人全体の教養・知能レベル(内容の良し悪しが錯綜しますが)が50年前以前よりも格段に上がっているんだなー 
それに拍車をかけるのは、インターネットなんだろうなー
なぜならば、教養も知能(知力)もすべては情報が形成するからなー
基本的に人間は、知力が高まれば自身を中心にメリット(やもすると身勝手な)があることを優先に行動する生き物だから、この合成の誤謬という現象は必然だなー 
ただ、軸がないまた物事の本質がわからない人間が情報のシャワーに打たれ続けられると処理能力が伴わないから下手をすると多くのそして根深い歪みが発生する可能性が世の中どんどんでてくるなー
そういった意味においては、インターネットは劇薬的要素(良薬にも毒薬にもなりえる)をはらんだ産物だなー” と。


あれから8年、 今 思うのは  ”人間捨てたもんじゃない”  という気持ちです。
なぜなら環境問題したり少子化問題したり世界レベル、国レベルで物事を考えハンドリングしていく人間が、ここ一番ちゃんと生まれ出てくるということを感じるからです。
ただ、問題になるのはここ一番のイノベーターが よりよい社会作りを志向し行動するマジョリティーを形成できるか?ということです。
これは、一種経営感覚とか経営バランス的な資質がものをいうような気がします。
情と理(利)の仕組み作りですね。


そして、今よりも更に全体の教養・知能レベルを高め(=知徳 という言葉が適切でしょうか)マクロレベルで物事を考え行動できる人間をより多く育成・輩出(=質の高い教育を)していくことがこれからものすごく大事な取り組みになってくると考えます。


さて言う私は、、、と いうと


ペルソンという会社・組織・仲間を通じて、講演(講演依頼.com)という仕事を媒介に自身の軸である万物時喜を持って、社会における合成の誤謬を打破していきたいと真剣に思い、生きています。


2007年7月23日

クッキングは想像力と段取り、料理はコミュニケーションツール

先週の7月21日土曜日に営業部第1グループのメンバー宅にてメンバー等々7名でのホームパーティーをしました。
主旨は、私 鈴木勝彦の”絶品手作り料理を食そう”的な感じで始まったのですがこの日は私 何気に気合いが入りまして全部で10品も振舞ってしまいました。


写真は、4品目の「ちょっ とぅ ビシソワーズ ふぅ 白海のコウカクルイ ルイ 」と申しまして、じゃが芋2個くらいを茹で、きめの細かいザル網で裏ごしし、さらに豆腐1丁を裏ごし、鍋で牛乳少々(80CCくらい)に小海老、イカ、アサリを茹で、そこにコンソメ適量、塩少々、コショウ少々を入れ煮立ったら冷蔵庫で冷やし、冷えたらその鍋に裏ごししたじゃが芋、豆腐、そして冷えた牛乳を700CC程入れ、豆腐くささを消すために。。。(ここからが並みの素人料理人とは一味二味の違いがでるのですが)な、なんと蜂蜜を少々隠し味で味見をしながら投入し、最後に更に塩、コショウで味を調整し、器に入れ最後に見栄えよく浅葱の千切りをパラパラとふりかけて出来上がり!というスープな1品なのですが、


KC2700321.jpg


その他にも−夏のイタリアン懐石− と称して、、、
鰹のカルパッチョ(料理名「カル・パンチョ伊東 の かつおー!読売 桑田真澄PL学園」
玉葱・トマト・アスパラ・茄子・黄色パプリカ・オレンジパプリカ・ズッキーニのみじん切りが入った冷製パスタ(料理名は「夏野菜の冷製パラタ」(※パラタはパスタとサラダを掛け合わせた私の造語)
「かじきまぐろのソテー 2種類の手作りタルタルソースで召し上がれ」
「特選牛!網焼きサーロインとアボカド二重奏わさび醤油と網焼きサーロイン アボカド・サワークリームディツプとトマトチーズソースでモ〜交互に食べちゃって」
「いいんだよ!グリーンだよ!パ、パスタだよ!」
(※これは私の創作料理で、今までイタリア料理店でもお目にかかったことがないのですが、茹でほうれん草、茹でそら豆、茹でじゃが芋、ホワイトソース、牛乳、オリーブ油、塩少々のすべてを絡めペースト状態のソースにし、茹でたサヤインゲンを入れ最後にアルデンテなスパゲティーを絡めて作るのですが超お薦めです)
「ドル チェ、、、だめだコラャ ミス」


と、13:30あたりからクッキングに取り掛かり1品1品をコース形式で振る舞い、最後のドルチェを振舞う頃には21:00と7時間30分も1人でクッキングしまくりでした。
でも、料理を作っている時は想像力をかき立て段取りをイメージし没頭していたので、まったく疲れを感じず、かつリビングと対面式キッチンだったので振舞う毎にみんなが「美味しい!美味しい!」とガツガツ食べていたので更に作る気が増し、どちらかというと俄然元気になってクッキングしてました。


”料理を作り、大勢で食べ、会話に花を咲かせる” いいですねー
ペルソン メンバーが望むなら3ヶ月に1回くらいの定例にしたいです。


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