1月21日(月)、私 講演をしてきました。
概要は、、、
主催:メーカー系システム会社
対象:就職活動中の大学3年生
主旨:2009年度新卒採用における会社説明会冒頭において、学生の就職活動に役立つ情報を提供する。その後、主催が会社説明を実施し応募意識を喚起していく。
と、いうもので私は主催の要望を加味し
「自分を売り込み企業の本質を知る就活と企業が求める人材」
と、いう演題で講話をおこないました。
要点は、
?―⊃Τ萋阿能斗廚淵櫂ぅ鵐箸砲覆詭明椶蓮△?見合いと同じで自身の本質を知ってもらい相手の本質を知る場である。
?⊆?身の本質は、何を大事に大切にしているかを突き詰めていくこと。
?A蠎蠅遼楴舛鮹里襪砲蓮_晋痢,量笋い?けをしていくこと。
?げ晋痢?を問い掛けていくためにしっかりと会社研究をすること。
?ゲ饉匕Φ罎離櫂ぅ鵐箸蓮⊆匆餽弩ダ?・経済合理性・自己成長性の3要素を念頭において企業理念、企業文化、商品・サービスの特性や優位性、競合状況、顧客特性、仕事の内容やプロセス、何故売れているのか?何故儲かっているのか?、ビジョン、目標、戦略、計画、キャリアプラン、評価制度、教育・研修制度、社員へ期待すること など等をできるだけ把握しておくこと。そして、どうしてそういう理念になったのか?どうしてそういう文化になったのか?というその沿革を知ることが、本質につながる。
?Υ覿箸?求める人材とは、自立性ある人材。自立性とは、成果を上げるために自らが考えて行動する事。では、自立性を養うために経験の浅い人は何から取り組むべきか?どういう能力やスキルを意識して体得していかなければならないのか?また、どうしていけば体得できるのか?
と、いう構成で講話をしました。
聴講者の学生にどれだけ参考になったか少々不安でしたが、帰り際に聴講していた学生と帰路を一緒にしたのですが、その際の会話が、、、
学生:
「何故? という問いが大事だという事は、ためになりました。ただ、面接の際に多くを質問していくことは、自分では知らずに面接官(企業)に対して失礼な質問をしてしまうのではないか?
という危惧があり、またそういうこと(失礼な質問)をしてしまった時に自身の評価を落とすのではないか?という心配があって、なかなか多くの質問をするという行動ができないでいるんですよ。」
雰囲気的にやさしそうな青年なので、そういう発想になる感じもしましたが。。。
ちなみに僕が学生の時はそういう発想は、なかったですが個人の性格で、マイノリティーな発想なのか?時代が作ったマジョリティーな発想なのか?
時代として、多くの学生がそう思っているのであれば、若さが無いような気がしました。
が、参考になりました。
ちなみに上記に対して、私は
「学生が企業にする質問で、そう失礼と思われるような質問はないよ。
どうしても心配なら、よく知る先輩ビジネスマン、身近なのは父親とかに自分がしたい質問が失礼にあたるか、どういう質問が失礼になるのか聞いてみたらいいよ。
ただ、どの企業にもよい部分とよくない部分(問題や課題)があってね、企業によって、よくない部分を知られまいとする企業とそういうことも知ってもらった方がいいと考える企業もあるんだ。
僕は、入社してからがお互い大事だと考えるので、後者の考えの企業を進めるな。
また、最近は後者発想の企業の方が多いと思うし。
だから失礼な質問を危惧、自分の評価を落とすのではないかという心配で、質問しないよりは多くの質問をした方が、のちのちお互いのためだよ。
もし、それで内定をもらえなくてもそれはそもそも縁がなかったって事で、次へアタックすればいいことじゃない。
内定もらうことが目標じゃないでしょ。
そうすれば、より自分でも何が失礼にあたるのか?ということが明確に実感もできると思うよ。
若いんだから、あまり失敗することを前提に行動を制御しない方がいいよ。
すべては、経験だからね。
ただ、物事には順序があってね、最初からネガティブだと思う質問はしないことだね。
最初は、ポジティブだと思う質問から複数していくのがいいよ。
最初からネガティブだと人間性もネガティブだと思われるからね。」
というような話をしました。
若い人は、失敗を恐れずいいと思うことは自分を信じて邁進していってほしいです。
信じて行動することは、難しいかもしれませんが、信じるとは失敗が許され、まだいくらでもやり直しがきく若者の特権です。
世の中の大人の大半もそう考えていると思います。
頑張れ!君!
僕は今年、不惑の年に突入です。
僕もまよわず、自分を信じて頑張っていくのみです。
そういえば、中学生の時に親父が言っていたのを思い出しました。
「人を信じられる力は、自分を信じられる力があるということだ。人を信じられないということは、自分に自信がないからだ。」
尊敬は、できない親父ですが感謝です。
