Historyは、Story... |
ここ1ヶ月、はまっている本があります。
井沢元彦さんの「逆説の日本史」です。
古代日本史、中世、戦国、近世と現在14冊出版されています。
今のペースだと幕末、明治、大正、昭和と20冊にはなるんじゃないでしょうか。
初めて1冊目を手にしたのは、6年程前かと思います。
当時すでに数冊出版されていたので、短期間でまとめて読みました。
その後は、出版されるごとに楽しみに読んでいたのですが11冊目からご無沙汰していました。
それが、ここ最近11冊、12冊、13冊、14冊を古本屋で見つけて、まとめ買えをし通勤時間、就寝前、土曜・日曜で、読みふけっています。
元来の歴史好きもあるのでしょうが、井沢さんの分析力、推察力、理論構築は仕事上でも大変勉強になります。
また、日本史を通史として書かれているので歴史上の出来事(結果)とその原因及び日本人の特性がよーく把握できます。
24歳のリクルート在籍時に仕事、プライベートで大変お世話になった取引先の社長に薦められ渡部昇一さんの「日本史からみた日本人」というこれも数冊で構成される大著をとても興味深く読んだのですが、「日本史からみた日本人」も通史としてしたためられていて、歴史上の出来事(結果)とその原因が把握でき日本人がもつ特性は、どのようにして形成されていたったのかということを学びました。
渡部昇一さんは、最も日本人に影響を与えた歴史上の人物を2名選出していました。
1人は、聖徳太子。もう1人は、織田信長です。
対極する両者ですが、、「日本史からみた日本人」と「逆説の日本史」を読むと なるほど!と思います。
歴史を学ぶということは、その存在の本質を把握するに格好のアプローチだと考えます。
仕事をしていてここ数年、コミュニケーションを課題にする企業・団体が増加していますが日本とは?日本人とは?というテーマで歴史を学ぶ事が、理解し合えるキャパを増やさせられる気がしている今日この頃です。
HistoryをStoryとして、学ぶと人間がひとまわりもふたまわりもいや何倍にも大きくなり、人生が豊かになります。
これは、間違えないでしょう!
