代表的なのが、電卓と電話。
電卓は、下から1,2,3と配置されているのに対して電話は上から1,2,3と配置されています。
なぜ故にこういった現象が生まれるのか?
調べてみると
「先に登場したのは電卓・レジスターの方。
最もよく使う0を手前に配置、その延長で下から1・2・3と順に並べていった。
発売当初はいろいろな配列のものがあったが、現在ではISO(国際標準化機構)によって規格が決まっている。
電話の方はプッシュ式電話を開発したアメリカ最大手の電話会社AT&Tが決めたものがもとになっている。
いくつか試作機を作ってテストしたところ、上から1・2・3と並ぶ方が見た目に自然だったからとか。
現在ではITU-T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)によって規格が決められている。
それぞれ別の団体によって規格化されているため配列が違う、ということになる。」
んんん、なるほど。
電卓はマーケットが実用面でいきついた配列で、電話は提供者側の視覚(感覚)から導き出された配列ですね。
確かに電卓(レジスター)は、早く打つことに価値があったりまた早打ちコンテストなんかがありますが、電話にはまったくその類の要素はないですもんね。
と、いうことは似ているようで大きく非なるもの(加藤あい と 阿藤快 くらい)で、存在用途がまるで違うが故に違くて当然といえば当然ということになりますね。
ただ、AT&Tのプッシュ式電話を開発したセンスのいい開発者の人たちも数十年後こうなるとはみじんも予測してなかっただろうなぁー
と、思うことがあります。
それはデータ送信が可能になり、1に あ行、2に か行、3に さ行、4に 、、、
これ電卓配列だったらかなり視覚的に違和感ありますよね。(文字が下からって、ありえない)
と、いうことは視覚(感覚)が後に素晴らしい産物をももたらしたということですね。
※と、いうかそう考えると電話配列はできるべくしてできた必然とでもいうべきか。恐るべし!
センスのいい人の 感覚(Sense) って 素晴らしく素敵です。
(では、いいセンスとは先天性的なものか? 後天性的なものか?
僕は両方だと思いますが後天的に磨くことのできるものだと思っています。
では、どう磨くのかは、またそのうちブログします)
ちなみに話は変わりますが銀行のATMの暗証番号を入力する際のナンバー配列ですが、常時一定でないという話を聞いたことがあります。
確かに「あっ!」と打ち間違いをしたりすること多くないですか?
だとしたら んんん、、、何故? 。。。防犯? いつから?。。。
