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井沢元彦さん!!

11月24日(火)長野県主催の講演会において、講師である井沢元彦さんに初同行(弊社初依頼)してきました。
井沢さんと言えば、超ベストセラー「逆説の日本史」で有名ですが私も10年程前にこの本と出合い1巻から16巻まですべてを読ませていただいています。
(そうです、私 井沢さんのファンです。)


もともと歴史好きな私ですから「逆説の日本史」は、相当にはまっています。 


どこにはまっているか? と、いうと


1.弥生・古墳時代から始まり今現在、江戸時代中期まで描かれていて、通史として学べる。
(恐らく昭和20年の戦前くらいまで続くのでは)


2.井沢さんの史観がとても斬新かつ衝撃的(と、いうか内容においては驚愕!)で、しかも納得感がある。
→その史観は、数学的とでもいうか仮説と検証及び結果と原因のひも解き方が素晴らしくみごとに論理的。


3.人間・組織・社会というものがどういう力学で、創られ動いていくのかの本質がわかる(私は気がする)。


4.日本史でありながら日本とかかわりのある世界史も学べる。


5.世界における日本、日本人の特性がよーくわかる。


になります。


それと、講演当日に不思議というか嬉しいことがありました。
何か?と、いうと講演同行1週間程前に16巻(江戸名君編 水戸黄門と朱子学の謎)を読み始めたのですが、講演同行2日前に読み終わって


「この朱子学なるものの日本での題材となる始まり(対象)は、楠木正成・太平記にある。
井沢さんは、日本史を語る上で南北朝時代(太平記)を一つのターニングポイント(もっというと日本史の重大期)においているのではないか?」


と、思えてならず本棚から7巻(太平記と南北朝の謎)を取り出し読み始め当日も持参をし、行きの電車でも読んでいたところ。。。


井沢さんと長野駅で対面し、会場へ向かうタクシーで「私、逆説の日本史 大好きで」とお伝えしたところ、講演が始まる数分前に井沢さんからサイン入りで、な、な、なんと7巻をプレゼントしていただきました。


もちろん、「7巻 今、持ってて読んでます」なんて野暮なことはいいません。
喜んで、「ありがとうございます」といいました。


その時、思いましたね。(と、いうか確信しましたね)
井沢さんが7巻をプレゼントしてくれたのは、たまたまではないと。
僕が、思った「井沢さんは、日本史を語る上で南北朝時代(太平記)を一つのターニングポイント(もっというと日本史の重大期)においている」と。
(ちなみに井沢さんに、なぜ7巻を? なんて野暮なことは聞きません。
その事実が自分なりに真相をひも解く上で、自分に心地よいものであれば、あえて真相を知る行動をおこさなくても人生それでいい時もあるものです。それが自分にとって幸せだと感じられるのですからね。
知らなくていいものもあって、いい人生 ですかね。)


井沢さんという人は、メッセージのある人だと思いました。


そう思えた瞬間、また1巻から読みなおそうと思いました。
恐らく、以前読んだ吸収量とは倍の吸収(以前気がつかないことが気づけたり)があるのではないでしょうか。
幸いに年末年始とたっぷりと時間もありますから。
これも何か巡りあわせですね。
人生は、本当に面白いものです。


そうそう、肝心の講演ですが そんな井沢さんですからそれはもう主催者様から大絶賛でした。
「人権と歴史」をテーマとした主催からのリクエストでの講話だったのですが、キリストとユダヤ人から話しが始まるのですから。
キリストとユダヤ人から って、どんな内容か想像つきますか?
そこから始まる井沢さんのシナリオ構成力(発想力)、本当に驚きです。
知ってびっくり、衝撃!驚愕! サスペンスな90分でした。



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2009年11月30日 17:32に投稿されたエントリーのページです。

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