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「蠢」 と 「古代エジプト人の分数」で、やわらか脳 の必要性を実感

先週20日土曜日に母と妹家族で千葉の銚子方面へ向かう車の中で、何がきっかけか忘れましたが、母が 


「春の下に虫を2つ横に書いて(蠢)、何て読む?」


とクイズをだしてきました。


恥ずかしながら何て読むのか知らない私は、春の下に虫2つなので、やはり春の虫の名前だと瞬間的に思い込み、山をはっていろいろな春の虫の名前を言ったのですが、どれも


「ブー×、ブー×」


で、ほくそ笑む母は


「春先の虫ってどんな感じ?どんな状態?」 


と ヒントを出してきたのですが、そのヒントで私の脳(発想)は幼虫が成虫になる過程をイメージさせてしまい、更に虫関係の絵しかイメージできない深みにはまり、なかなか回答が言えないでいまして、とうとう母から


「うごめく よ」


と言われてしまいました。


言われてみれば 


「あぁー、そーねぇー、うごめく ねぇー」


なぁーんて感じで、平静を装っていたのですがが、内心は自分の想像力のなさ、思い込みから脱却できない堅い頭(やわらかくない脳)に少々の落ち込みと悔しさが混在して悶々としていました。


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そして話しは変わるのですが昨日23日、電車に乗っていまして学習塾が問題を出す広告で、


古代エジプト人は、分数を分子が1で分母が異なるいくつかの分数の和で表していました。
例えば2/5は1/5+1/5ではなく1/3+1/15というように。
(ただし、2/3だけは2/3とのこと。 なぜか...?)


と、いう文章を見かけ何故ゆえに古代エジプト人はこんな面倒な分数の表し方をしたのか?に興味が湧いて少々ネットで調べてみました。


そうすると、真相はわかっていないようなのですが、説というか憶測の範囲で以下の仮説を見つけました。


「エジプト人の数学は、恐らく土地の分割の必要性から生じたと思います。
ただし、彼らはその分割にも、神学を適用したと思います。
完全なる神の図形は「円」です。この円を半物ずつに分割していきます。
180度の内角を持つ半円は1/2です。
90度なら1/4、45度=1/8、22.5度なら1/16、11.25度なら1/32、5.625 度なら1/64(これらの総計に1/64を足すと1になります)。
これがホルスの目の分割として容積の単位となっているのはご存知の通りです。
白目は1/2、瞳は1/4・・・
ウジャト(完全なる一つの円)
=1/2+1/4+1/8+1/16+1/32+1/64  と考えていたから、


分数は分子1でないといけないと信じていたのでしょうね。 」


んーなるほど。
面白い仮説だなぁーと思いつつ 
が、"これは古代エジプト人の一つの思い込み現象にも相当するなぁ"
と、思った瞬間 ふと 蠢く の自身の思い込み状態を思い出しました。


古代エジプト人には、もしかしたらもっと深い意味か、この分数の表し方の方が現代数学よりも数学的に高度になれて、ピラミッドを作る際の計算式とかでも具合がいいものだったとかの背景があるかもしれないのですが、上記を読んでる範囲では、一つの思い込み状態だと思うんですよ。


私的には、私の 蠢=虫の名前だ! 的な 構図と同じような気がしまして。。。


で、何が言いたいかと言うと 信じる ことは大切なのですが、思い込み はいかんなぁと。(思い込みは、発想を制限させてしまいますからね。)
いろいろな発想がでてくる やわらか脳 が大事だなぁ と 思ったわけです。


まぁ、そんなことは誰でもそう思っていることですが。。。


肝心なのは、やわらか脳 になるためにはどうしたらいいか? と いうことですよね。


ちなみに凡人である私が考えるに、、、


やはり多くを経験し、多くを学び、多くの知識を蓄積し常にいろいろなことを想定し
考え(この訓練が豊富な知恵力になるかと)、行動していき、生理的に脳によいこと
(例えば、脳によい食事(まぐろの目玉等一部の魚に含まれるDHAは脳によい
と言われていますが、脳科学の権威である茂木健一郎さんが言うには「自身が懐かしくも美味しいと思える食べ物、カレーとかハンバーグとかが、脳によい」と言ってましたね。)を適切適度にとり、適度な運動、適度な悦楽、適度な時間の快眠)を日々していくことかと。


如月に
櫻がつぼみ
膨らませ
はな が蠢き
春を感じる


昨日から、花粉症で鼻がむずむず、目がかゆかゆで脳機能も低下している今日この頃です。



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