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企業のメンタルヘルス一巡か? 今はモチベーションUP

昨年秋以前は、メンタルヘルスやライフワークバランスといったテーマの講演や研修が多かったのですが、11月以降あたりからはほとんどお話しいただく事が無く、今年に入ってから現在は圧倒的にモチベーションUPテーマの相談が増えています。
(モチベーションUPは恒常的にニーズが高いのですが)


この仕事をしていると世の中のトレンドがよーくわかるもので、何故?この時期 モチベーションUPか?というと、実施時期が4月が圧倒的に多いというのがポイントなのですが、この時期は新入社員が入社、社員の異動、新しい期のスタートと社員の士気を鼓舞し高めていかなくてはならない時期ですからね。
ただ、モチベーションUPと一言でいってもいろいろな切り口・アプローチもあり、また企業は今やこれについては恒常的に計画的に取り組まないとなかなか成果に結び付かないと考えていますので、手を変え品を変えで実施していることと思います。


が、今やメンタルヘルスも企業の恒常的課題テーマと言っても過言ではないかと。
特に、日本人は諸外国の人と比較すると医学的にも相当にストレスを抱えやすい、ためやすい体質・性質のようですからね。
ちなみにこれは、現代に始まった事ではなく結構昔からのようです。(地理的環境によるものか?大和民族特有のDNA的なものか?耐え忍ぶを美徳とする思想・文化的なものか?) 


が、それがこうじて日本人はストレスを軽減させる習性(今となっては癒しの和文化ですね)
ひらたく言えばガス抜きを編み出したという力強さを持っているのですが。
鈴虫の鳴き声を鑑賞するなんてまさにストレスのガス抜きからおこった産物のようです。(外国人には雑音でしかないようですから)


風流ですねぇ


梅雨時か秋雨あたり(この時期は、少々憂鬱になりがちですからね)にメンタルヘルスをテーマとした講演・研修のお声掛けをいただける企業様が増えていくかと思いますが、もともとストレスを抱えやすい、ためやすい体質・性質なのですから企業は、恒常的にあの手この手で社員に生きることにそして仕事に前向きになれるよう風流なガス抜き方法を見出してもらえるような取り組みをしていかなくては ですね。
結果的には、モチベーションUPにもつながると思いますし。


メンタルヘルスとモチベーションUPは、Integrated(統合的)に考える必要がありますね。


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