先日、弊社エントリー講師の角盈男(すみ みつお)さん(元プロ野球選手でジャイアンツ、日本ハムで活躍した左のストッパー投手)が経営する恵比寿のBarに1周年ということで、弊社代表の渡邊と一緒に飲みにいきました。
お店の雰囲気は、昭和レトロそのもので40歳以上の人には懐かしくも落ち着く演出が随所に見受けられます。
店名は「昭和歌謡曲バー m一129」といいます。
角さん、渡邊と話していると、スポ根アニメの金字塔「巨人の星」のテーマソングが流れ当時と今のスポーツ青年の根性論についての話しになりました。
昔は、練習中にどんなに喉が渇いても水は飲めない、膝によくないと知りながら長時間のうさぎ跳び。
と、結構体に悪いことをやらされていました。
(私も高校まで野球をやっていましたので、まさにこれをやらされていました)
今の環境では、こんなことをしているところは恐らく皆無かと。
では、なんで体に悪いと知りながらそんなことをやっていたか?
なんですが、まさに精神論的に言うところの"根性を鍛える"と、言ったところでしょうか。
精神的に未熟な若者に根性力を向上させていかせるには、限界なまでに日々体を酷使させ、異常なまでの努力を継続させていかせることが大事という観念が一般的で、まだまだ軍隊精神の名残があり、その行きすぎた行為だったと思います。
だから途中で、「無理です、無理です」なんて言って、やめるなんていゆ行為を許さないまた許されないという風潮が色濃くありました。
(ただ、それがもとで大怪我や病気に発展し選手生命や人生をくるわされた人も多くいたことだろうと思いますが)
忍耐と我慢の世界ですが、意外と私嫌いじゃない世界です。
なぜ?か。。。そういう世界って、いつのまにか自分自身が望んで行動していく観念が生まれてくるからだと考えているからです。
途中でやめる 話しなんかだとわかりやすいかと思うのですが上記の世界観に身を置いていると、途中でやめる自分を許せない的な気持ちが生まれてくるんですよ。
で、そういう環境が普通だと勇気とか美談とかが生まれやすく人間同士の感動とか喜怒哀楽がむき出しになるというか。
ここ最近大ヒットしたドラマ「ROOKIES」なんてまさにその構図だと思うんですよ。
と、考えると日本の心(大和魂)はまだまだ消えてないんじゃないかと。
奇跡の国、日本ですからこの精神無くしたくないですね。
かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ 大和魂
(吉田松陰)
かっこいいです。
