宿命と運命 |
「天に軌道がある如く、人それぞれに運命を持って生まれ合わせております。」
とは、私の人生バイブルの1つ 男はつらいよ 寅さんこと車 寅次郎の名啖呵売。
ちなみにこの啖呵売、天に軌道がある如く と言うならば運命ではなく宿命の方が合致するのでは?
と、思ったのは私だけでしょうか?
最近、「本当にいろいろな人がいるなぁ」「人生って、わからないものだなぁ」と考えることが多く、ふと上記の事が頭に浮かびブログしてます。
久方ぶりのブログで、恐縮かつ2ヶ月近くも書いていないと見てくれる方もどんどん減るのは、わかってはいたのですが。。。久しぶりに書かせて頂きます。
さて、本題ですが
宿命は生まれた時にその人の人生で、すでに決まっている変えようのない天の定めと私は考えています。
運命は逆に自分の意思や努力で、いかようにも人生が変わるものだと考えています。
天に軌道がある如く と 前置きするのであれば やはり運命ではなく宿命かと。。。
ちなみにこれは私が約42年間生きてきての経験値からの感覚ですが、人生は60%が宿命、40%が運命のような気がしています。
と、なんだかネガティブ思考のような物言いですが、然に非ず!
40%も自分の意思と努力で自身の人生を拓けさせられると考えれば、なかなかなものだと思いませんか?
あとは、60%の宿命を逆らうことなく素直に受け入れ自身の意志と人生にうまいこと折り合いをつけていけばよいことかと思います。
(しかし、生きてゆく上でこれがなかなか難しいところですが。。。
逆に自身の宿命に常時納得感というか感謝ができる人は、幸せな人生を歩んでいる人かと思います)
そう考えると、すべては自身の考え方によるところ と、言ったところですね!!
で、あれば
「天に軌道がある如く、人それぞれに運命を持って生まれ合わせております。」
が、何故ゆえに 運命 かがわかる気がしてきました。
人は、その人の意思によって生きていると思えると勇気が湧きますね。
ちなみに"あの人は、運がいい"とかよく言いますが、運も実力のうち。
その人は、意思を持って運が転がってくるよい生き方をそれまでしてきていると思います。(まぁ、もっとも 人間万事塞翁が馬 で、常に運のある人なんていなくトータルでみての話しです。)
ただ世の中は摩訶不思議で、悪行を重ねても運がある時がある時期もある人もいるものですが。。。
(そういう人は、もしかしてその人のご先祖様の誰かが、よい生き方をしてきたのかもしれませんね。悪運ってやつですかね。。。)
が、しかし「天網恢恢 疎にして漏らさず 悪の栄えたためしなし」とはよく言ったもので、必ず反転するものです。
真っ当な意思のもと誠実な人生を歩んでいきましょう。
