最近気づいた事なのですが、アサヒスーパードライの350ml缶の表記を目にし言っている事は、素晴らしくCSR的にもよい戦略だと思うのですが、その表現(書体や文言及び文言それぞれの文字の大きさ)の仕方が、私的に違和感があるというか過激的な活動というような連想をしてしまう物で、スーパードライ好きな私としては少々"どうなの?"という思いになり敢えて書かせて頂いております。
ちなみに書体及び文言それぞれの文字の大きさは、このブログでは表現できない(写真に載せるのも何なので)ので、実際に缶をご覧いただきたいのですが、文言は
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この商品1本につき1円が
環境保全
などに活用されます。 うまい!を
明日へ!
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美しい日本をつくる。
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と、いう内容です。
(ん、、、書体及び文言それぞれの文字の大きさが上記だと正確でなくまた色合いも表現できないので、普通な感じですが。。。)
この活動は昨年から実施していたと記憶しているのですが、上記における表現はここ最近かと。
今をもってしてもスーパードライはビール市場における銘柄売上1位を維持し、更には今年の夏は猛暑の特需もあり、ここ数年の夏場においては相当に売上を伸ばしたかと思うのですが、これから秋になり冬になりのシーズンにおいては他メーカーの追随も激しく、また発泡酒の売上が全体的に落ち込みかつビール全体売上は横ばいの中、第3のビールなるものがここ最近急躍進している状況で、この表現方法は果たしてこれからのシーズンで吉とでるのか。。。
ちなみにこのCSR的戦略で、吉とでたのはボルビックの「1L for 10L(ワンリッター フォー テンリッター)」プログラムキャンペーンで、あれはユニセフ活動の支援というもとテレビCMやWebプロモーションも含めすべてがスマートにというか、綺麗にまとまっていてかつ統合されたマーケティング活動だったと思うのですが、この度のアサヒさんのマーケティング(プロモーション)は、私見、お世辞にもスマート、綺麗にまとまっている、統合されているとは言えず。。。(実際ここ最近のCMや広告物は福山雅治や男臭さが強いイメージのハリウッド俳優を出演させていたりですよね)
恐らく、大手広告代理店の敏腕プランナーが提案しアサヒさんも勝算ありと考えた上での
事だとは思うのですが、果たしてどういう結果になることか見届けたいところなのと改めてブランド構築(マーケティング)の難しさを感じました。
