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ここ最近、秋を感じる機会がだいぶ増えてきましたね。
今朝から日中にかけて燦々と太陽が輝いていますが、湿度・風がもう夏っぽくないですし、衣料店ではすでに秋冬物が陳列され、スーパーには松茸が並び始めています。
そういえば、ビールのCMも秋バージョンの商品PRになってきていました。


と、「もう秋になるんだなぁ」 と思っていたところ 今朝の日経新聞の【春秋】の冒頭


『誰でも自分を養うだけの金もうけをしなければならない。力のある人はそれ以上の金もうけが必要ーー。そう松下幸之助さんは説き、「金もうけ確保省」を置くくらいでないと駄目だと主張した』(松下幸之助が考えた国のかたち)


を読んで、思った事がありました。


松下幸之助翁が言う 力のある人 の力とは 何?かと。


金を稼ぐ、儲ける力?


いや、僕はそうは思えないんですよね。。。


では、何?か。。。


自分を養うだけ にヒントがあるような気がしているのですが。。。


僕なりの解釈は、自分と他の人(家族や仲間、他一人でも多くの人を)も養えられる数(量、エネルギー)の多さを松下幸之助翁は、力という言葉に置き換えたのではないかと。


尚、一昔前の 養う という概念だと 食う(食わせる) にイコールのようなイメージがあるのですが、おそらく翁は、養う=育てる という概念で使用したような気がします。


十数年くらい前に


翁が晩年の頃、通信ネットワーク関係の最先端技術の商品サービスを翁に売り込みに来た技術者が、懇々とその技術の構造及びロジック、果てはすごさ(技術面の)を話したのですが、翁は歳だったせいかそれについての理解は、ほぼできなかったらしく、翁は一通りの話を聞いた最後に「でぇ、君、それは儲かるの?」とだけその技術者に聞いたのですが、技術者は「儲かります」とは言えなかった。。。(後は、ご想像の通り採用しなかったとのこと)


と、いう翁の話を聞いた事があり、この時は私的には「ん?意外、、、松下幸之助さんの経営哲学は、"物をつくる前に人をつくる" という人材の育成を主眼にしたものだったかと思うんだけど、実際は金儲け主義者(もっと言うと拝金主義者的な)だったのかな?」と思ったことがありました。


あれから今日に至る過程で、僕も経営に携わる立場をかれこれ11年強やってきました。
養う、育てる(人材育成⇒社会生活の向上・発展 とも言えるかと)というワードを深く考えると「君、それは儲かるの?」と、言った翁の真相と金もうけの意味がわかる気がします。


さぁ、もうすぐ秋(あき)だけに商(あきな)いに飽き(あき)ずに勤しみ 力のある人は 翁の言う 金もうけ を諦(あきら)めることなくしていきましょう!


3段落ちもすると、明(あき)らかに呆(あき)れられてしまいますね。。。      


あきの5段落ち。。。ぼちぼち涼しく、、、いや寒くなりますかね。



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2011年8月30日 12:10に投稿されたエントリーのページです。

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