昨晩、TVのあるバラエティー番組で面白い実験をやっていました。
日本、中国、アメリカ、イタリア、南アフリカ(確か南アフリカだったかと。。。違かったとしてもアフリカ大陸のいづれかの国)の5カ国を対象に親切度の高い国はどこかを検証する実験なのですが、実験内容は人通りがそれなりにある歩道で、ミカンを山住に抱えた男性がミカンを落としてしまうと、どれだけの通行人が落ちたミカンを拾ってくれるかを20回(都度20回やるので、都度対象20名と言った方がよいかも)おこなう というものなのですが、20人中15人が拾ってくれた国は、イタリア。
アメリカ、中国、南アフリカは20人中10名以下(5人以下の国もありましたね)
で、日本は、、、なっ なっ なっーーー んとぉ!
20人中20人 !!! が親切にミカンを拾っていました。
更に日本以外の国で、ミカンを拾ってくれた人の半数近い人が転がるミカンを足で止めて拾うのですが、日本人は誰ひとり足で止める人はいなく、転がるミカンを手でとどめて拾っていました。
日本人、バンザーイ! 素晴らしいぃー ことです。なんか、嬉しい気分になれましたね。
あと、子供(10歳未満くらい)も通りかかる時があって子供の場合は、ほとんどの国で、ほとんどの子供がちゃんと拾っていました。
と、いうことも含めて更に番組内で日本がなぜ20人中20人(更に足でとどめないのか)なのか?、イタリアはなぜ20人中15人なのか?、アメリカ、中国、アフリカは小数名なのか? を推測解説していたのですが、それを知ると なるほど! と、各国人の歴史、文化、世相などによる観念や人柄もよーくわかる実験で、人柄や人格の形成は生きてきた、生きている環境で左右される生き物の側面を多分に持っているということを強く感じました。(ちなみにその人が持つ 持って生まれた性格が人間形成において半数以上の割合をしめていると僕は思っています。では、一般的に言う 良い・明るい性格、悪い・暗い性格は、なぜできてしまうのか? 僕なりの持論があるのですが、それはちとブログでは。。。飲みの席で話すような内容なんです)
ちなみに以前、知り合いの外国人数名に「日本人は本当に優しい、人がいい」と言われました。
それを聞いていた日本人の知人は、「それは、おバカなお人よし って言われているみたいでやだなぁ」とゆがんだ解釈をしていた人もいました。
また、最近のメディアでも同じような論調をしばしば目にします。
確かに世界がボーダレスになり、外国人と接する機会頻度濃さが高まっている現代において気おつけなければならない点は多々ありますが、今回の実験における日本人の観念・行動は美徳だと思いますし、日本の先人達に感謝しつつ日本人の誇りとして大事にしていくべきものだと思う次第の今日この頃です。
