人により音楽の嗜み方は様々だと思うが、
私の場合は過去のある一時期に思いを返すことを一番の目的として、
音楽を聴いている。
不思議なことだが、過去のある一時期に思いを返すと
とても気分が落ち着くのだ。
もしかするとこの時間が、今一番リラックスをできる瞬間かも
しれない。
そのためにも月に最低1枚はCDを買い、CDに人生の瞬間瞬間を
重ねるようにしている。
そんな活用の仕方をしているCDだが、実は20代の頃は全く別の活用の
仕方をしていた。
主にジャケットに感じるものがあるかどうかを購入の基準とし、
そんな直感的に購入をしたCDが、実際に自分の内面を満足させるかどうかを
楽しんでいた。
不思議とジャケットで選択をしたCDは自分の内面を満足させ、気分を落ち着かせて
くれたのをよくおぼえてえている。
こうして購入していたCDのうち、特にジャケットと実際の音楽が最高にマッチした1枚が、
今日紹介をしているKEITH JARRETのTHE KOLN CONCERTだ。
静寂の中で紡ぎ出されるピアノの旋律が、終始KEITH JARRETの命と引き換えに
響き渡っているように感じる。
まさにジャケットそのままで、身震いすらおぼえる。
今このKEITH JARRETをかけながら、社長室でブログを書いているのだが、
苦しかった20代が走馬燈のように自分の心を駆け回っている。
苦しかった時代なのだが、ある時期への回想は不思議と心を落ち着かせて
くれる。