毎週日曜日の21:00からTBS系列で放送をされている「官僚たちの夏」という
番組を見ていてつくづく思ったことがある。
それは、所詮男という生き物は仕事にどれだけ命をかけられるかで決まるのだ、
ということだ。
命をかけていれば草食系などになることもなく、男性が本来持ちうる男性として
の魅力も醸し出されてくると思う。
いま、不景気でなかなか自分の理想とする仕事に就けないだとか、夢を持った
仕事に就けないという声を聞くこともあるが、理想や夢の持てる仕事に就くために
はまず、何かの縁で巡り会えた目の前の仕事に命をかけることから始なければい
けない。
日々腐った気持ちや態度でいたら、いつまで経っても夢や理想に辿り着くことなど
できはしないのだ。
官僚たちの夏という番組の時代背景は、戦後から10数年ぐらいしか経っていない
まだまだ不安定な日本という国だ。
この国を先進国に負けない国にしようと夢や理想のために命をかけている官僚たち
の姿を描き出しているのだが、その男たちの姿は本当に活き活きとしていて格好いい。
いま我々の生きている時代は、戦後10数年しか経っていない時代よりも遙かに
豊かである。
しかしまだまだ貧しい時代に生きる男たちの方が、我々の時代に生きる男たちよりも
遙かに格好良く見えてしまうというのは、なんとも悲しい事実である。
ただ、この矛盾した事実が、男性という生き物がもしかしたら貧しい時代の方が光輝き
易いのかもしれない、という真理をも思わせてしまうのだが。
いずれにしろ、男性の人生など、仕事とどう向き合ったのかどれだけ命をかけられた
のか、ということで決まってしまうということだ。