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設定の魔力

 いま、フジテレビで毎週木曜日に放送されている『不毛地帯』とTBSで毎週日曜日に
放送されている『JIN 仁』に嵌まっています。


 『不毛地帯』は山崎豊子原作、唐沢寿明主演に惹かれて見始めたのですが、もう
毎週木曜日が待ち遠しくて仕方がない状態です。
 主演の唐沢寿明さんは元大本営参謀の商社マン。
 元軍人を演じる唐沢さんの仕草や言葉遣いがとにかくいいことと、唐沢さんの
ライバル会社の人間や敵対する社内勢力、またそれらを取り巻く人々が、常に
元大本営参謀という背景を意識していることが面白いです。
 どこか陰があったり、屈折していたり、通り一遍でない生き方をしている人間を、他人は
意識してしまうものです。
 私もこの元大本営参謀の商社マンいという設定に毎週ドキドキしています。


 それと、『JIN 仁』ですが、実は全く見る予定もなく、たまたま見てしまったということが
きっかけだったのですが、これもまさにそのストーリー上の設定が面白い。
 主演の大沢たかおさん演じる脳外科医の南方仁がタイムスリップをしてしまい、
幕末の江戸で医療を施しながら、坂本龍馬や勝海舟、緒形洪庵ら歴史上の大人物たちと
交流を深めていくというのが大まかなストーリーの展開です。
 このストーリー展開の中でも、私は特に、まだ自分の生きたかに確信が持てないでいる
坂本龍馬が南方仁に影響を受けていくという設定に魅せられています。
 幕末当時の人たちからしたら、南方仁の施す現代医術はまさに奇術、魔術、神業でしか
ありません。
 その神業を使う仁に素直に尊敬の念を示す龍馬を見ていると、偉人龍馬というよりは
凡人龍馬としか思えません。
 でもきっと生き方を模索中だった頃の龍馬はこうだったんだろうな、と想像していると
とてもワクワクします。


 毎週、ドキドキ、ワクワクできるテレビ番組があるというのはいいものです。
 しかし、ドキドキやワクワク度はストーリー上のあらゆる設定によって変化してしまう
わくですから、ひとつの作品を仕上げるというのはまさに命がけなことなのでしょう。


 
 


コメント (1)

神業を使う仁に素直に尊敬の念を示す龍馬、仁はすでに龍馬にかなりの影響を与えていますね。

ただ、一方で、龍馬の行動力、あるときは子供っぽい程の素直さ、受容力とその行動力やおおらかさに今後活躍する原動力を垣間みる気がします。

毎週楽しみにして、仁をみています。

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