先日、大沢たかおさん主演の映画「桜田門外の変」を観てきました。
みなさんは桜田門外の変と聞いて、まず何を連想されますか?
井伊直弼暗殺、水戸脱藩浪士、この2ワードあたりではないでしょうか。
私もズバリこのふたワードを連想し、この暗殺にまつわる細かな経緯はよく知りませんでした。
今回鑑賞した作品では、その暗殺に関わった水戸脱藩浪士や薩摩脱藩浪士らの生き様を中心に描いています。
どの浪士も一般的には無名の人物ばかりです。
実は、鑑賞した一番の目的は、この無名の人物たちの生き様を知ることでした。
西郷隆盛や大久保利通、坂本龍馬、高杉晋作などの有名志士の生き様を知ることはもちろん大切なのですが、歴史は有名な人物だけで成り立っているわけではないと思います。
無名な人物が歴史にどう関わり、思い、生きてきたのかを知ることもとても大切だと思います。
主演の大沢たかおさんが演じたのは、井伊直弼暗殺実行部隊の隊長、関鉄之助という人物でした。
鉄之助は事件から約2年逃亡、その後捕縛され斬首されますので、明治の夜明けを目にすることはありませんでした。
捕縛された時、無念そうに涙を流すシーンがとても印象的でした。
鉄之助以外にも、どれだけ多くの無名志士が涙を流したのでしょうか。
有名な人物ばかりに目を囚われるのではなく、こういった涙を知ることで我々は器を
大きくして生きていけるように思います。