社員に要望する業務能力(前回ブログの報告) |
早いもので、もう10月も31日です。(今年もあと2ヵ月。ここからはさらに加速度的に日々が過ぎていき あっ! っという間に師走、年末、クリスマス、大晦日、お正月ですね。)
ブログも2ヵ月ぶりですが、前回ブログした社員に要望する業務能力についての再策定について綴りたいと思います。
(9月も上旬には完成してたのですが、この2ヵ月少々立て込んでいまして本日に至っています)
社員に要望する業務能力ですが、前回のブログにて記載したのですが、職種によって要望する業務能力が少々違い、職位(メンバー→リーダー→マネージャー)によって職位が上がるごとに要望する業務能力がプラスされていく と、いうものです。
導入背景等は、前回ブログをご覧ください。
この度の再策定は、各職種・職位別に10種の内容をブラッシュアップさせ、それを各人の人事考課・評価に組み入れました。
各職種・職位メンバークラスで9項目の指標テーマがあり、マネージャークラスで16項目の指標テーマがあり各指標に点数を設け評価面談時に当事者と評価者で、点数付けしていき双方合意の最終点数を査定評価点数に組み込むというシステムです。
で、各指標テーマにおける内容で一番頭をつかったのが「人間力の向上」です。
マネージャーの内容を紹介すると以下になります。
第6項目 「人間力の向上」
慮る力を向上していく。
・相手の発言や行動の背景及び本質を把握する。
・事象、状況把握においては脈略を持って多面的かつ立体的に捉え、何をするか考える。
⇒論理的思考を向上させる。
複合的に思考を張めぐらせ的確な状況判断及び決断ができる。
推察(仮説設定)が論理的かつ高確度で的を射ている。
人に対して敬意(礼儀、礼節)と仁(思いやり)を持って接する。
自発性高く積極的に発言(主張)し、行動するも謙虚である。
周りに対して感謝の念を持ち続ける。
人、モノ、事に対して真摯さ(誠実さ)を持ち続ける。
相手の立場になって考え、思い win-win(三方よし)になるよう最大限努め最適化する。
コミットメント(約束)した行動には責任を持ってやり遂げる(守る)強い意志を持つ。
厳格ながらも寛大寛容。
信念を持ちつつ状況、環境に柔軟に変化対応していく。
総合的にバランスが取れており、タイミングよい行動が取れている。
また、マネージャーは「リーダーシップの発揮と人材育成」も大いに要望するところなので以下の内容をまとめました。
第11項目 「リーダーシップの発揮と人材育成」
メンバーの業務スキルを高める。
メンバーの抱える業務上及び人間力の問題に対しての改善を実践。
グループ人材ビジョン(うちのグループは、メンバーはこんな風にしたい、なって欲しい)を策定しそれに対しての問題・課題解決を行うべくグループ人材育成プランを策定し実務を遂行する。
メンバーのモチベーションを向上させる取組を実施。
メンバーと顧客間(主催・運営、講師)におけるトラブルヘッジ(予防)、及びトラブルが発生した際の対処対応を的確に行う。
公正公平な評価がおこなえる。
これらの遂行と向上を要望しています。
本人自身の自覚意識と行動が大事なのですが、会社も評価含め研修等で支援していく環境が必要だと考えています。
昨日の日経産業新聞で大手、中堅、中小企業の傾向として人材育成における研修費用がUPしているとのこと。
人材育成は企業価値を高める必須取り組みですね。
ちなみにここ最近私、こんなことを思っています。
20歳代の頃は自分づくりをしてました。
30歳代は会社づくりをし、40歳代の今、私のやるべきことは
人づくり かと。
