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2014年4月 アーカイブ

2014年4月 2日

有森裕子氏講演同行「よろこびを力に・・・」

結果とスタートがイコールであることはそんなに多くない。
生まれつき才能があったから、オリンピック選手として活躍できたという人は
少ないものです。


講演の冒頭に有森さんはこうお話されました。


実は有森さんも、生まれてすぐに股関節脱臼を患っていたり、
学生時代には極端なO脚であったりと、マラソン選手として
期待されるような体型ではなかったそうです。
更に、幼少期は競争に全く興味がなく、そして特技もなく、
自分自身にコンプレックスを抱えた子供時代を過ごされていました。


そんな有森さんがバルセロナオリンピックやアトランタオリンピックで、
記憶に強く残る見事な走りができたのはなぜだったのか。
高校、大学、実業団時代、良い結果に恵まれない状況の中、
なぜチャレンジを続けられたのか。
それは恩師からの言葉、周囲の応援、人との素晴らしい出会いが
あったからとお話しされます。


「頑張っていれば何でもできるようになる。人間は頑張れることが大切。
 でも1回頑張ることは誰でもできる。
 結果を出すには頑張り続けなくてはならない。
 それなら1つでいいから頑張るものを見つけよう」

有森さんは、マラソンを続ける中で学んだこれらのことを、
一心に取り組んできたそうです。


「自分には人より秀でたものは何もない」という思いを原点に、
必死に頑張れる何かをつかもうと前進されてきた姿に、
「一生懸命はかならず勝つ」という有森さんの強い意志を感じました。

頑張れる何かがあるという喜びを、力や強さに変えて活躍される
有森さんのお話は、聴いている私たちを元気にしてくれる講演です。


有森裕子氏講演情報
江本 千夏


野村忠宏氏講演同行「折れない心」

柔道家としてアトランタ、シドニー、アテネと3大会連続で
金メダルを獲得した野村忠宏さん。


世間では「天才」と認識されている野村さんですが、
その裏には多くの葛藤があり、努力し続けた道のりがあったといいます。


柔道がただ楽しくて仕方がなかった少年時代から、アスリートとして
柔道と向き合い始めた学生時代、夢の舞台に立てる喜びを噛みしめ
臨んだアトランタ五輪、絶頂期だったシドニー五輪、引退という言葉を
振り切って臨んだアテネ五輪、それぞれの場面での心境について、
会場の方々を真っ直ぐに見つめながらお話をされていました。


そして、野村さんは現在も現役選手として挑戦を続けています。


「今しかできないこと、何が熱くなれるか、そう考えた時、
 やっぱり現役でやり続けることが自分のすべてだった。
 僕は今のかけがえのない時間を大切にしたいんです。」


そう語る野村さんの顔には一切の迷いはありません。


「自分で限界を決めていたらその先はない。
 そこからのもう一歩が本当の戦いであり、自分を成長させている」


野村さんから発せられるその言葉には、強く心に響くものがありました。


司会の方とのトークショー形式でありながら会場全体に語りかけるようにあたたかく、
そして強く芯のある言葉に、野村さんのお人柄が感じられるご講演でした。


野村忠宏氏講演情報
大川拓馬


2014年4月 9日

ペルソン前年度納会&新年度決起会

新年度です。
街中で新しいスーツに身を包んだ新入社員の皆様を見かける季節になりました。
弊社オフィスのある千駄ヶ谷周辺の桜も、先週はいたるところで満開となっており
ようやく長かった冬が終わり、新しい季節がやって来たという感じがします。


さて弊社でも、新しい年度に向けて
前年度納会&新年度決起会が昨日行われました。


今回の会場はぺルソン初の野外開催!
豊洲のオシャレなカフェのお庭でのBBQとなりました。
コンセプトは「ハワイアン ナイト☆ビーチ パーティー」です。


今回、幹事チームの用意した目玉企画はなんと料理対決!
それぞれのテーブルごとで用意された食材を使って本気の対決となりました。
限られた材料の中でおのおの創意工夫しながらの料理、それぞれのテーブルごとの
個性が思いっきりあふれていました。


普段一緒に仕事をしている仲間でも、一緒に料理を作る機会はほとんどありませんので
お互いの意外な一面を見ることが出来て、とても楽しい時間となりました!


幹事チームの皆様、楽しい時間をありがとうございました!
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営業サポート 丸山智子


2014年4月16日

小泉武夫氏講演同行『世界無形文化遺産「和食」と日本の食文化の世界への発信」』

小泉先生は、和食の世界文化遺産への登録にも尽力されており、
注目の集まるテーマでのご依頼をいただきました。


そもそも、和食とは何なのか? 


何点かご紹介をされるうちの一つとして、
日本の水は、鉄分が少なく、酸化しないので、とても良い水だそうです。
ですので、「米を炊く文化」が発達しました。
(それに比べて、外国の主食はパンであり、水を蒸発させて食べているそうです)


また、食事の前に「いただきます」と感謝するのは、
日本だけだそうです。
仏教からくる、動物に対する倫理観の表れとのことです。


現在、食事の欧米化が進んでいますが、体にあわない食事は、
寿命を短くしてしまうそうです。
例えば、沖縄県は長寿として有名でしたが、
現在男性が3位→30位に落ちているそうです。
これは、第二次大戦後、アメリカの占領下で缶詰が流通し、
現在もスパム等缶詰を食べる文化が浸透しているからとのことです。


日本人の体にあっている、和食は本当に大切なもので、
この文化を私も大切に行きたいと思う講演会でした。


田中周子


2014年4月24日

はとバス前社長・松尾均氏講演同行 「はとバス復活と成長を支える新たなチャレンジ」

先日、はとバス前社長の
松尾均さんの講演に同行させていただきました。


都内を走る黄色い観光バス「はとバス」。


お客様1名でも運行する
全国でも珍しいこの定期観光バスは、
かつて倒産危機に直面。


その際、3代に渡る社長達の
経営再建リレーのアンカーを務めたのが
前社長・松尾均さんです。


社長就任当初、
はとバスは、赤字経営から脱却しながらも、
ツアー利用者数が
伸び悩んでいました。


そこで、松尾さんが注力したのは
利用者数アップのための
「営業に対する意識改革」でした。


社長就任当初、
コースのマンネリ化を感じた松尾氏は、
「はとバスの名前に胡坐をかいてはイケナイ!」と
新しい商品作り(観光コース作り)を
社員に訴えました。


折しも当時は、創業60周年。
何か無いか...と考え、そして誕生したのが、
人気ツアー「昭和ロマン紀行」。


昭和時代に活躍した
かつてのバスガイドが現場復帰。


当時のバスガイドが、当時のユニフォームで
都内を案内し、
各所に纏わる昭和歌謡を歌うこのツアーは、
子育てを終えた世代を中心に大ヒット。


お客様はご自身の思い出と照らし合わせ、
歌い、笑い、涙し...
今も残る人気商品となりました。


その他にも様々なユニークツアーを生み出し
ヒットを飛ばし、
営業重視の姿勢により、
就任後2年で
税引き前利益の史上最高を更新しました。


講演では、
現在使用されているパンフレットを配布し
その舞台裏をお話します。


経営や商品開発のヒントを得られるだけではなく、
「はとバスツアー」の魅力を感じ、
ぜひ一度乗ってみたくなる講演です。


中村潤一


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