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2013年12月 アーカイブ

2013年12月 3日

「お客様の満足の量をアップして、売り上げをアップする!」

こんにちは。研修担当の馬場です。
今日は先日現場からレポートしました齋藤孝太さん
研修についてもう少し詳しくご案内したいと思います!
(間空いてしまってすみません・・・)



実は、先日の研修は主催者様と販売に協力くださる
協力会社様との合同研修でした。
そして、この研修に至るまでに主催者様には
2回講師の齋藤さんを交えてのディスカッションのお時間を
持っていただいています。


主催者様の業種は、小売業でいらっしゃいます。
今回は、<売上アップのための仕組みづくり>を目的に
コンサルティングのご依頼を頂戴しました。


お打ち合わせでいろいろお話しさせていただいた中で、
研修を交えながらの仕組みづくりへのアドバイスとフォローアップ
という内容で、お手伝いさせていただくことになりました。


そして先日の研修までに2回、主催者様のコアメンバーと
ディスカッションのお時間をつくらせていただき、


【1】自分たちがお客様だったら、店舗でどんな接客をされたら
   また来たいと思うか。
   またどんなお店だったら、来てよかったと思えるか。
   (ディスプレイ、接客など全ての項目を含めて考える)


【2】?のようなお店にするためには、どんなことに取り組めばいいか。
  (具体的なアイディア)


の2つの項目に関して話し合っていただきました。


そして、研修では主催者様で話し合った具体的な改善アイディアの発表と
そのアイディアを踏まえ、協力会社様でも改善できることがないかと
その具体的な改善策について、話し合っていただきました。



saitou20131203.png

お客様へのサービスにおいて、仕組みや接客の仕方など
もっとお客様満足を高めることで、売上にもその満足度が反映される。
齋藤さんがコンサルティングを通じて、一貫してお伝えしてきたメッセージです。


商品の性能やデザインに関しては、明確な差別化ができないくらい
どの商品も素晴らしいものが、日本にはたくさんあります。
そうした世の中で、お客様が今求めているものは
「人とのつながり」や「信頼・安心」だと齋藤さんは言います。


だからこそ、店舗での対面販売には勝機があります。
満足してくださったら、きっと商品も買ってくださる。
そのお客様の満足を追求するために、
何ができるかを「超お客様目線」で追求する。
販売の本質は、そこにこそある、と改めて感じさせられます。


その本質を接客・販売の最前線でご活躍のみなさんであれば
日々肌感覚として感じていらっしゃることと思います。
しかし、その感覚をどう具体的な改善策へ結び付けたらいいのか
そこが難しいということで、コンサルティングのお手伝いをさせていただきました。


この改善策は、現在も引き続き実践中でいらっしゃいますが、
とても素敵なアイディアがたくさん出ましたので、
きっと今までよりたくさんのお客様の笑顔をいただける
結果になっているのではないでしょうか。


------------------------------------
講演依頼.comでは、企業様ごとに課題、状況に合わせて
研修、コンサルティング、現場視察など
総合的に改善のお手伝いをさせていただいております。


お気軽にご相談くださいませ。
★ご相談は無料です。


講演依頼.com 研修担当窓口:03-6434-9192
(電話受付時間 9:30―18:30)


「ものの見方で世界は変わる」

先日、講演依頼.comマネジメント講師の川村透さん
取材を受けた記事が掲載になりました。
Kawamurashuzai20131202.pdf
(掲載記事 ※著作権の関係で全文はご覧いただけません)



今回は、川村さんがいつも講演でお伝えすることのベースとなっている
「視点を変えて、行動を変える。そうすれば結果が変わる」
ということをお伝えしています。


最近は講演テーマの中でも「自分を変える5つのヒント」が人気です。
だんだんと経済も上向きになってきたと報道される中、
環境に合わせて自分も変えて行こうという企業様の
意欲が感じられます。


これからの日本は、大きく変わっていくと予想されます。
そんな中、今までの経験や資格の範囲で物事を考えていては、
せっかくのチャンスを逃してしまいます。


「ものの見方を変える」
この言葉が、みなさんへのエールとなるよう
川村さんと一緒に、講演でお伝えしていきたいと思います!


kawamurashuzai2_20131202.jpg


2013年12月 6日

いま注目の<フォロワーシップ>とは

こんにちは。研修担当の馬場です。
早いものでもう12月、師走の忙しさの中で部下についつい声を荒げてしまう。
企業様にお伺いするとそんなお声もお聞きします。


景気復調の兆しが見え始めたとはいえ、
まだまだ日本の景気が回復したとは言えない状況で
上司の方々がジレンマを抱えてしまうのも、
業務にしっかりと向き合っていらっしゃるからこそなのだと思います。


そうした企業様で今注目されているのが<フォロワーシップ>です。


フォロワーシップを辞書でひくと以下のようなことが書かれています。


-------------------------------------------
【フォロワーシップ】


1 指導者を補佐する能力。また、部下としての地位・任務。
→リーダーシップ
2 転じて、指導者に限らず他の人を補佐する能力。
「後輩を支える―に磨きをかける」


(大辞泉)


--------------------------------------------


これによるとフォロワーシップとは、「目的を達成しようとしている誰かを
その目的が達成できるように補佐すること」と言いかえられます。
例え自分がどんな立場だとしても、同じ目的に向かう人を補佐し、
目的達成に導く一因を担う、ということですね。


注目したいのは、この「自分がどんな立場だとしても」というところです。
辞書にも例として、「後輩を支える」ということが出てきますが、
フォロワーシップは何も部下や後輩が目上の人を支えるためだけの
スキルではないのです。
(辞書からの引用でもリーダーシップに繋がるというように書かれています。)


冒頭のつい上司の方が部下に向かって声を荒げて叱ってしまう
というケースでも、このフォロワーシップが上司である自分にも
使えるスキルだと知っていれば、こうした事態になる前に
適切な応対や示唆ができていたかもしれません。


このフォロワーシップ、以前はサーバントリーダーシップということばで
研修テーマのトレンドになったことがありました。


正確にいうとフォロワーシップとサーバントリーダーシップは
同義ではないかもしれませんが、対象の人物を下から支える
というイメージは同じといってよいと思います。


海外へ積極的に進出したり、国籍の別なく社員を採用するなど
ダイバーシティの推進が企業内で進む中、今までのような
引っ張るだけのリーダーシップでは、組織をまとめ、前に進めることは
難しくなっています。


それに加えて、企業の合併や組織改革により
ひとりのリーダーの下にいる部下の数も増えています。
いつもリーダーのトップダウンで動く組織では、
成長が停滞してしまうのです。


こうした状況の中、それぞれの部下の特性や状況を理解し、
上司が部下のレベルまで下りていき、下から支えてやることで
ビジネスマンとしての人間レベルとスキルを上げるように
導いてやるフォロワーシップが成果を上げられるスキルとして
注目されている訳です。


研修のお問い合わせも今までは圧倒的に<リーダーシップ>
というキーワードでお問い合わせが多かったのですが、
今年は<フォロワーシップ>や<部下のフォローアップの仕方>など
のキーワードでのお問い合わせが増えました。


研修内容は企業の中で起こっている「今」を映しているといっても
言い過ぎではないと思いますが、正に今フォロワーシップが
企業には必要とされているのだと、お客様を通じてではありますが、
実感しています。


部下を自律したビジネスマン、ビジネスリーダーに育てるために
必要な<フォロワーシップ>。
使い勝手のいい上司にならないように、うまく活用して
組織を成長させていくことができるといいですね。


2013年12月27日

2013年の人材育成

こんにちは。研修担当の馬場です。
本日で弊社の年内の営業は終了し、来年2014年は
1/6(月)9:30からの営業となります。


2013年は昨年から引き続き、CSや顧客満足に関するテーマや
具体的な接客技術、またお客様対応力アップにより
売上向上を狙うという内容の研修がとても多かったように思います。
さらに、五輪招致のスピーチで流行語大賞にも選ばれた
「お・も・て・な・し」の効果で加速したという印象です。


また店長のマネジメント研修、インテリア関連会社様のコンサルティング、
金融機関の営業社員さま向け研修、経営者の経営戦略研修など、
様々なお仕事をさせていただきました。


一年を振り返ってみると、「お客様のことを本当に考えているのか」
ということがどの研修でもテーマになっていたように思います。


CS,顧客満足UPの研修はもとより、マネジメント研修でも
コンサルティング、営業社員向けでもお客様のために何ができるのか
お客様のためになることを真剣に考えられているのか、ということを
追求した結果の課題であったと感じます。


2008年の金融ショック以降、不況及ばれる時代に入り、
人々はみな、自分にとって何が必要なのかを問い始めました。
無駄を省き、必要なものを見極める力をつけました。
そして、2011年の東日本大震災を経験し、
今度は自分が人のために何ができるのかということを
考えた時、同じように自分たちはお客様のために何ができるか、
お客様のことをきちんと考えているのか、ということを振り返り、
結果、前段のような課題の発見、研修という解決に至ったのだと思うのです。


「お客様のことを本当に考えているのか」ということは
企業にとって、とても重要な命題です。
2014年もこの命題に対する企業の模索は続くでしょう。
ですが方法は変わっても、そのことを忘れずにいることが
企業や人材の成長を支える糧となると言えると私は思います。


2013年も大変お世話になりました。
2014年もより一層の努力と共に、
みなさまのお役にたてましたら幸いです。


では、良いお年を!

Fukubukuro20131227.jpg

▲ちょっと早いですが、福袋!実は今日の弊社の忘年会の景品です(笑)



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