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2008年3月 アーカイブ

2008年3月 7日

CS(顧客満足) = ES(従業員満足)

2月某日、前東京ヤクルトスワローズ球団監督・古田敦也さんとスポーツアナウンサー節丸裕一さんのトークショーのお手伝いのため強風による徐行運転を繰り返しながら、特急あずさにて長野県松本市まで向かいました。


とある金融機関の労働組合が主催者様だったのですが、主催組合と日本プロ野球選手会とを重ね合わせて見た、面白い切り口のトークショーでした。
節丸さんの質問も、我々の聞きたかったところを鋭く突いてくださり、チーム、選手会のリーダーとして、
行ってきた古田さんの様々な決断の瞬間を振り返って頂きました。


全てはファンのために。そして、チームのために。
今、現場で何が起きているのかを把握し、理解してもらうため、選手たちやファンのために発信をし続けたという古田さん。
その、野球を愛する姿勢からは、引退間もない今ですが、今後も様々な形で日本のプロ野球のために貢献されるであろうと感じられました。


「代打・オレ」のときの心境もお話頂ける古田さんのトークショー、ぜひとも皆さんにもお薦めしたいです。


吉崎達郎


2008年3月14日

ありのままの自分を好きになる


「全部できる人なんていないんです。全部出来ているように見える人は、全部やれているように見せているだけなんです。」


クロブチのめがねでお馴染みの香山リカさんを世界的に人材派遣業を展開されている企業様が登録されているスタッフの方々に向けた講演会でお呼びになられました。
対象となったのは20代〜30代の女性の方々で、日々のストレスをコントロール・解消する為にひとつでもヒントを持って帰られようとされていたようでした。


香山さんは冒頭で紹介させていただいたような事を始め、どんな傾向を持っているヒトがより多くの悩み・ストレスに苦しめられるのかをお話くださいました。
今回は90分間の講演であった為、他にも香山さんの20代の頃のお話や、ヒトは「無意識」の時点で多くの行動を起こしている、等非常に興味深い話も織り交ぜてくださり、対象の方々はメモをひたすら取られていたのが印象的でした。


香山さんの講演で人生観、ガラッと変えてみませんか?


香山リカ 講演依頼情報


川勝一英


2008年3月24日

「私たちにもできる身近なエネルギー」


「私たちにもできる身近なエネルギー」をテーマに安藤和津さんの講演を拝聴してきました。


便利なものに囲まれ、生活が豊かになったことで、本当に大切なものが見えなくなってきているのでは??
安藤さんの亡くなられた母親や、ご家族のエピソードを交えながら「ものを慈しむこころ」「家族の愛」というキーワードを通じて、実は色々なものが連動している問題であり、いかに環境問題が身近な問題であるかをお話されます。


日本文化における日常生活には知恵がたくさん詰まっている。
当たり前と思わずにありがたいと思う気持ちそして一ひねり工夫することが大切です。


明日から何か始めてみよう!と気付きを与えてくれる講演です。


安藤和津 講演依頼情報


森川由布


2008年3月28日

「母さん、ぼくのあの帽子、どうしたでしょうね」不朽の優作と名作の秘話が、語られる!!


埼玉県の某図書館主催で開催された作家の森村誠一先生の講演会、ご自身も埼玉県出身ということで、開場前から行列もできるほど超満員となりました。当初、90分講演ということでしたが、森村先生の強いご希望で120分間に変更。その理由が、森村先生曰く「伝えたいことがたくさんあって、本当は2時間でも足りないくらいですよ。(苦笑)」と。


講演テーマは、『人生と小説』。
作家の条件、言葉の多様な機能性、文芸の意味、著書『人間の証明』の執筆エピソード等、貴重なお話が目白押しで、あっという間の120分でした。


小説とは人との出会い、価値観や文化との出会いを生み出すものであり、そこでの一期一会、つまり同じ空間、時間を共有できたことを大切にしなければならない。
講演というきっかけを通じて、出会うことができた聴講者とも、今後、一生会うことがない方がほとんどだと思われます。
または、別の場所でお目にかかるかもしれない。
しかし、その時にはお互い全く別の個人となっているはずです。


よって、その一瞬一瞬を大切にして、学び得たこと、その時に湧き出てくる感情や気持ちを大事にしましょうと訴えておられました。


最後に、講演の中で私が一番印象に残っているお話を1つ。
「“事実は小説より奇なり”。 
これは、小説家として決して認めることができないことです。
認めると小説家の敗北となります。
言葉=文化であり、全ての物事に言葉は関わっています。
小説はフィクションですが、その虚構性の中に真実を求めるものです。
しかし、事実は全てが真実とは限らないですよね。」


私は、この強いメッセージを聴いた時、体中が震えました。
講演の帰路、書店で森村先生の新たな著書を購入したことは、言うまでもありません。


小林孝至


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